スタッフ(山下)
おはようございます、公共施設twill weave窓口、スタッフの山下です。
顧客(70代男性)
おい!どういうことだ!ここにゴミ箱が一つもないじゃないか!
スタッフ
あ、はい…当施設では「ゴミを出さない」取り組みの一環として、SDGs推進のためゴミ箱を設置しておりません。ご自宅へのお持ち帰りをお願いしております。
顧客
何を言いやがる!外で弁当買ってきてここで食べて、ゴミはどうすりゃいいんだ? 税金で食っているくせにふざけるんじゃない!
スタッフ
申し訳ありません。実は近隣に資源ごみステーションがございますので、分別済みのゴミはそちらへ…
顧客
そんなステーションがあったら、最初から教えろ! いままで何十年も生きてきてゴミが捨てられない施設は初めてだぞ!
スタッフ
そこは……“ゴミゼロ”の未来を先取りしているんです。今はちょっとジェネレーションギャップかもしれませんが。
顧客
ジェネレーション? ワシは昭和のゴミ分別世代じゃ! 時事ネタってやつか? プラスチック減らせ? ペットボトルにエコキャップ? そんなこと、飯食ってる横で叫ぶか!
スタッフ
SDGsって世界の話ですけど、確かに突然では驚かれますよね。でも今は“お一人様エコ活動”がトレンドで…
顧客
トレンド? ワシは今日の弁当がトレンドなんじゃ! 食後のゴミで叩き起こされるなんて思ってなかったんだ!
スタッフ
お気持ちはわかります。本来ならご案内をもっとわかりやすくすべきでした。今後は入口に大きな看板を…
顧客
大きな看板? ふざけるな!そんなデカくなくても読めるわ!
もういい!ゴミはポイ捨てするぞ!決めた、これから全部ポイ捨てしてやる! それでもいいのか!?
スタッフ
…宣言するなんて律儀な、、、、それはご遠慮ください。
あなたなら、どうする??

