”バイアス(bias)”
「認知バイアス」で目にすることが増えてきた感もありますが、以前ですと企業ではパラダイムとも言われていました
「パラダイムシフト」・・・時代にあったものの見方や考え方に変化すること
ビジネスにおいてのパラダイムシフトとは、組織や個人が、働き方や経営に対する見方を変える転換のことを指します
それに対してバイアスとは、「思い込み」と訳します。個々人が今までの人生経験を通して学び感じてきた価値観、そしてそこから生じた価値基準です
私たちは、一日に多くの情報に接しますが それに一から取り組んでいてはいくら時間があっても足りません。バイアスは、今までの経験値からその情報をどう処理したら良いのか どう対応したら良いのかを最短で決定するためのいわばフィルタリングのようなものです。思考のショートカットですね
ですからバイアスそのものは悪くはありません
ではなぜ「ふっ飛ばそう」なのでしょうか?
バイアスは通常、思考の簡略化を行うために有効に作用します。しかし、この簡略化が曲者なのです
例えば・・・
あなたが今まで何度かTRYしてうまく出来なかった事があったとします。
それから数年後、同じような状況に出会った時 過去上手くいかなかったから今回も上手くいくはずがない。やるだけ無駄だ!と判断したとしましょう。しかし、今やれば過去の反省も踏まえて上手くできるかも知れません。にも関わらず、過去の経験から無駄だと判断しチャレンジさえしなかったとしたら?
苦手意識や、失敗経験は長く生きればその分多くなりますし たくさんのチャレンジしてきた方なら尚更です。そうなると、出来ないことや苦手なことばかり増えていってしまい、自らの行動を狭くしていく形になります。
過去苦手なことや過去できなかったことはあくまでも”過去”の出来事に過ぎません。
思い込みは行動制約を産み、自らの可能性 つまり成長余力を失くしてしまいかねません
だから”バイアスをふっ飛ばそう”なのです
バイアスは、無意識の中に存在していることが多いです。本人が意識していない為、なぜそう判断するのか?なぜそういった価値観を持っているのか?わからないまま時は過ぎていきます
あなたの良いバイアスは何でしょうか?
そして、あなたの悪いバイアスはなんでしょうか?
自分自身の判断軸やバイアスを探すワークショップ、あなたの今日これからの可能性を開くワークショップを是非体験してみてください
さぁ、バイアスをふっ飛ばそう!