先日就職活動をしている学生さんと話をする機会がありました
なかなか思うようにいっていないらしく、友達から「もっと盛ってアピールすべき」と言われているとのこと。でも親からは盛ることはせずに、「ありのままの自分をアピールしそこで縁がある企業が出るまで諦めるな、必ず縁がある企業はある」と言われていてどうしようか・・・・との事でした
”盛る”とは必要以上に自分をよく見せる行為ですから、盛り方によっては後々大問題になりかねませんね
さて、皆さんならこの学生さんにどのようなアドバイスをするでしょうか?
就職活動をしていて、思うように成果が出ないと焦りが出てしまいます。その焦りの結果”とにかく就職しなければ”と、目的が「就職すること」になってしまう人が多くいます
これは典型的な失敗パターンです
よく”就職は結婚と同じ”と言われます。今の時代終身雇用でもないので一概には言えないでしょうが、その位の覚悟決意が必要という事です。そしてその覚悟決意とは何か?ここが実は非常に大事なんですけどもシンプルにいうと「就活軸」を持つということ、もしくは「自分軸」を持つという事です。
就職活動をする上で何を大事にするか?
・待遇?・福利厚生?・nextstepのため?・やりがい?・なりたい自分になるため?・自分を活かす?・安定?等々
10人いれば10人違うかもしれませんし、偏りのある結果になるかもしれません
これら大事にしたいことが、果たして目的なのか?それとも手段なのか?または結果なのか?自分の中で整理する必要があります
自分にとって大事にしたいものは何か?
そして、それを叶えるためには何をすでに持っていて、何を持っていないのか?持っていないものを得るためにはどうしたら良いのか?自分でスキルアップをするのかorできる人と仲良くなるのか?
自分自身を理解していないと動き方もわかりません。ただ闇雲に動いて上手くいく事があっても、それは偶然に過ぎずまた同じような課題にぶつかった時に、取り返しのつかない状態になってしまうかもしれません
自分に向き合う方法とは?
これらにはいくつかの方法があります。例えば大手人材会社が提供しているような診断系のものや適性検査といったもの、強みを診断するものなどです
私自身いくつもの適正診断を受けてきました、皆さんも過去様々な診断やテストをお受けになられてきたと思います。その中で結果を覚えているものはありますか?またその結果がどのような設問を受け、それに対してどのように答えたからか覚えているでしょうか?
いないと思います、そしてこの結果に対して残念がる人もいないでしょう
なぜでしょうか?
そこに能動意識がなく、テストを受けるという受動意識であったためと思われます
自分の大事にしているものはなんなのか?
そして自分は何を成し遂げたいのか?
自分の生きがいとは一体??
他人に振り回される事なく、自らの意思で自らに向き合い、自らの責任において一歩を踏み出す
その決意無くして、自分の未来を掴み取ることはできない。その覚悟を持って欲しいと思いました。
※弊社、株式会社twill weaveでは自分に向き合う特性探しのお手伝いをさせて頂いております