「あなたは周りからどうみられていますか?」
・・・という問いかけをされたら、あなたはどのように答えるのでしょうか?
自分の目線ではなく、他者の目線を正確に理解することは難しいですね。まして無意識に行動している日常であれば尚更です
では質問を変えましょう
「あなたは、周りからどうみられたいと思っていますか?」
これなら答えることのできる人は先の質問よりも格段に増えてくることでしょう
同じ他者目線の話をしています。違いは無意識と意識です

私たちは同じゴールを目指して歩いていたとしても、そのアプローチ方法は無限にあります
同じ言葉を話すとしても、Aさんが話した場合とBさんが話した場合とでは受け止められ方が180度違う場合もあるでしょう
同じような喋り方で伝えたとしても同じように伝わるとは限りません、なぜでしょう?
それは”アンカリングキャラクター”、つまり印象人物像の為かもしれません
人は生きていく上で”自分”というキャラクターつまり人格を形成していきます。
ですから急に別の人格を演じることはなかなか出来るものではないのです
しかしながら、SNSはそれを容易にしたのです
本垢(本当のアカウント)が本来の自分やメインキャラクターだとしたら、別垢(別のアカウント)は自分の中の別人格です。または、なりたかった別の人格です。
演じるということは悪いことなのでしょうか?
誰でも少なからず日々演じています。友人関係の中におけるキャラクター、職場におけるキャラクターなどは最たる例でしょう。「傷つきたくない」「本当の自分を否定されたくない」「相手の求めているキャラを演じることで良い関係が続く」などなど様々な声が聞こえてきます
日常の中の非日常とは、自分の中にある大切な核(コア)を、無防備に曝け出すことで望まない結果になることを避けるために行う防御行為の一つの形。または、球体である自分の全てを、相手や場面によって見せる面を変えることで関係を築き維持する行為の形と言えます

ある日突然、友人知人の知らなかった面を知り驚き落胆し、または心が踊ることもあるでしょう
それはあなたが見ていなかった(見ることができていなかった)面の一部を幸運なことに見ることが出来たに過ぎないのです
私たちは等しく多面立方体の存在です。自分が知っている自分というキャラクターを、Vチューバーなど用いてあえて別人格を演じてみる。今の時代はそれを可能にしています
あなたの知らない別のあなたに出会えるかもしれません
私?
私は公的なキャラクターとは異なる別の自分に出会いました!その結果、今の公的キャラクターでは出逢うことが出来ない人やコミュニティと繋がりができ、それらの考え方に刺激を受け 自分自身の変化を強く感じています
日常の中に非日常を用意することで、楽しみが増え続けています