事業の再生と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?時事ネタで申し上げると昨日12月16日にマスコミを騒がせた大塚家具のヤマダ電機グループ傘下入りでしょうか?
遡って 流通革命をおこしたダイエーの、イオングループ傘下入りでしょうか?
西友のウォルマート化に関しては、当時非常に大きな期待と恐怖をもってニュースを見た記憶がありますが。。。
大なり小なり組織体であれば社内社外問わず何かしらの事業を推進しており、そのすべてが順調に進むことなど先ずないわけで そうするとこのまま進めるか?取りやめるか?という選択を常に迫られることになりますよね。ある意味人の人生にも同じことが言えるのかも知れません。その場合の組織とは、家族であり 仲間であり、、、、
今回のテーマである、Re:BornとRe:Start。「再生」即ち生まれ変わることを意味するRe Born。やり直しを意味する「Re Start」と根本的な違いは従来の価値観や体制など成功体験も失敗体験も清算し、パラダイムシフトでベクトルを変えること。一方で「Re Start」はやり直しですから、今までの線上にあり 体制を整えて仕組みを見直し再度取り組みなおすこと。通常事業を推進していくうえで比較的頻繁に行うことがRe Startであり、キャッシュも多く必要とせず実工程へのダメージも大きくないのでよく見ます。
再生が必要な状態とはどういう状態なのか?万策尽きたとまではいわないが、従来の方法では救われない時に採用されます。今までの意思決定権者は新しいチームには入りません。外部に委ねることがほとんどだと思います。今までのチームでは本当にどうにもならないのでしょうか?ものすごく強いリーダーがいて、そのリーダーシップのもとにかなりの力技で進めてきていたのならまだしも、試行錯誤し分岐点で選択肢を議論の元決定し現状に至ることが多いのではないかと経験上思います。
その状態からの再生であれば(冷静に振り返りが出来、時に冷酷に判断できるのであれば)外部に完全に委ねなくても再生は可能です。
今、まさにその手法で再生に向け進めている事業がありそれをサポートさせて頂いております。チームワークではなくチームアップで!個々の理解を進め 得意不得意を知り互いに尊重し尊敬しあうことで変わる雰囲気(空気感)!特にサロンには必要です!中の人が必要なのですから!
今一度、Re:Bormが必要な状態か?Re:Startが必要なのか?この年の瀬に考えてみましょう!