春!例年なら暖かな陽気に心が躍り、新生活に不安や期待が入り交じりワクワク・ドキドキの季節ですよね

今年も例年通り春の陽射しでポカポカしているのに、世界中がピリピリ 報道にイライラ・ハラハラです。

私が好きな松田優作の主演映画の一つ「家族ゲーム」の中で、宮川一朗太さん演じる主人公の少年が言うセリフに、

「家中がピリピリ鳴っていてすごくウルサイんだ」

”放電ボール”

意味合いは違いますが、まさに今世界中がピリピリ鳴っている感じです。

そのせいでしょうか?平時なら聞き流せる根拠の無い話に振り回され、刺々しくなっているかたが多くおられます。

オイルショック時、トイレットペーパー騒動のきっかけは千里中央の大丸プラザさんの売場で「(特価品の為)紙がなくなる」と書いたことから 売場に主婦が殺到しトイレットペーパーがすぐに売り切れ、それを聞いたマスコミが書き立てたことから全国に広がりました。

あれから約半世紀、マスクの品切れをきっかけにまたしてもパニックバイイングが発生しました。

オイルショックを経験されている方ほどパニックバイイングになったとの事。東日本大震災の時、ガソリンスタンドに朝早くから並んでいたのも(私の記憶では)ご年配の方が多かったです。すべてがそうだと断定は致しません。ただ何故分別のあるご年齢の方がよりパニックに陥ってしまうのか?・・・付和雷同・付和随行してしまうのか?

誤解を恐れずに言います。

現代のSNSをはじめとする溢れるばかりの情報への対処方法が不得手なのではないのか?そして、新聞やTVの情報至上主義の傾向が強いのではないのか?

インターネットが普及し始めたころ、情報の入手が格段に便利になりました。街は情報で溢れ、経験をしていないのに知識として知っていることが物凄く増えました。

「経験をしていない」故に自分の血肉にはなっていないデメリットはありますが、日常的に情報に囲まれていることが普通である人は、その処理の仕方を学び(経験)無意識のうちに必要な情報か否かを判断する癖がついています。

つまり、繰り返し行うことで習慣となっているのです。

日本の教育方法は詰込み型の暗記重視でした。詰め込むという工程に判断は省かれます。寧ろ邪魔な工程です。その結果、想定外の事への対処が苦手になったのではないでしょうか?想定外が起きるたびにマニュアル化し想定内に収める。その繰り返し。。。。。

何度かブログで書いていますが、今回のCDVID-19への対応について何故後手後手に見えてしまったのか?想定内であったはずの読みが外れ、想定外の事態になってしまったためある種のパニックになってしまったのではないのでしょうか?

世の中想定外だらけです、予定調和なんて早々ありません。

これも私が大好きな萩原健一(ショーケン)が歌のなかで言っていました。

「人生がギャンブルなんだよ」と。

想定外の人生を乗り切るために、知識をつけ対処方法を学びマニュアル化する。

本当にそんなんでいいのか?むしろ想定外であることを受け止め、自分で判断できるよう人間力を高める習慣を身に付けたほうが良いのではないのでしょうか!

弊社は、「クリエィティブマネジメントが人を・組織を変える」を掲げました。

マクロからミクロの視点で自分自身をみつめ、俯瞰的にみる習慣を身に付ける。

先が見通せない時代に右往左往するのではなく、先ず自分を見つめ自分力を高める必要があること!そこから始めましょう!

人×人=無限大の可能性