言わずもがな松尾芭蕉の句です・・・「余計な事を言えば、その為にかえって災いを招く」がその意ですが、時代と共に意味合いも変わってきたりしているみたいです
口は災いの元ですがまったく喋らないというわけにはいかない、考えて考えて考え抜いた挙句、口を突いて出た言葉が「それかよ!」って突っ込みたくなるコトってありませんか?
言わなくてもいいことを、ポロっと喋ってしまう。一度口から出た言葉はもとに戻らないから、謝罪や訂正をすればするほどその人の心象が悪くなり、繰り返される毎に信用出来なくなっていく。。。
営業職で口数が多い人を私は信用しません
相手に考える隙を与えないようなトークをされる方は以ての外です
閑話休題
さてさて、もともとはこのような教訓じみた意味ではなく ただ秋の情景に対する芭蕉の自然な感想(独り言?)であったという説もあります。つまり、「なにかしゃべると、冷たい秋の風で唇が寒いことよ」というような。
この意味で考えると、今日から(またしても)始まった緊急事態宣言と、それをめぐる行政サイドの発言は正にこれ!
”喋れば喋るほど墓穴を掘る、聞いているほうの心持が寒くなる”
言葉巧みに喋る方もいらっしゃいますが、”策士策に溺れる”の通り 最初こそいいものの、自分の言葉に酔い始めるとあっという間に”馬脚を露す”
ならば、「口で語らず目で語る」が良いのか?
これは大変難しい!昨年新型コロナ感染拡大によりテレワークやWeb会議等で感じた方が多いと思います。
特にリアルで講師をされていらっしゃる方などは苦労されたのではないでしょうか?
結局のところ、話し手と聴き手の間に信用・信頼等の関係性がないとスタートラインが±ZEROではないという事ですね!
4度目の緊急事態宣言!有名無実化になりつつありますが、多額の税金を使っている以上成果・効果が出なければ沈没してしまいます!
信用・信頼をどうやって得ていくのか?
さてさて自らを振り返っても重要且つ大変難しい問いかけになりました