弊社でも行なっているワークショッププログラムの一つに「IKIGAI」というものがあります
IKIGAI、即ち”生き甲斐”は日本語であり語源としては、「生きる」+「甲斐」→「生きる理由」、「存在理由」からなっています。
このワークでは4つの”こと”について自分に向き合いながら言葉を探っていきます。
①好きなこと・②得意なこと・③稼げること・④世間(世界)が必要としていること
この4つについて掘り下げていくと、②と③あたりでご参加者の中から呻きに似た声を漏らす方が増えます
”自分が得意なこと”と”稼げること”のバランスに直面し、「このワークは、一体何が答えとして出てくるのだろう。。。」と先を考えてしまう方が多いためと思われます
私たちは小さい頃にはたくさんの夢を持っていました
そんな夢も、「好きなことで生活できる人は一握りもいない」とか「好きなことや得意なことが仕事になるなんて恵まれた人は少ない」などの声を浴びるように聞き育つ中で、いつの間にか「それら全ては別物なんだ」と半ば諦めにも似た気持ちで仕事を選びそれこそ稼ぐために働いています
ここまで読んで頂きました皆様にお聞きします
人のパフォーマンスを最大化しチームのパフォーマンスを最適化するには何が必要でしょうか?
諦めにも似た気持ちで、仕事だと割り切って頑張ることだと思われますか?
得意だと思われる仕事を行うことだと思われますか?
「CLOCK WORK」(マイク・ミカロウィッツ)の中において、チームのバランスを最適化するためのある重要な視点が書かれていますのでご紹介します
もともと得意としているものが何かを把握し、・・・できるだけその強みを生かせる職務に就いてもらわなければならない。
彼らの強みを生かせるような職務を割り当てることが大切なのだ。
では、どうすれば彼らの強みを見つけられるのか?
聞くべき質問は、その人が得意なことではなく、もともとどんなことが好きなのかということだ。
(中略)
大切なのは、彼らの興味や趣味、喜びを感じる仕事は何かを探求することだ
「CLOCK WORK」
パフォーマンスを上げようとする時、人は自分の視点で物事を捉え動かそうとしてしまいがちです
しかし、そのような方法では一時的にパフォーマンスが上がったとしても結果的に人心は離れチームも瓦解してしまいます。
結局のところ、いつの時代でも”理解する”ことが大事なのだと思います
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