先日、ペット業界大手の管理職A氏と打ち合わせをする機会がありました。一通り意見交換をしたのち、A氏から「ところでDNA検査を始めてますよね?業界としても当社としても遺伝病についての対処方法や立ち位置、そして中長期的なゴールを見定めなければならないとの風が強くなってきているのですが、これについてどう思われますか?」とのこと。。。

DNA検査については何度かこのブログでも、またHPの中でも触れさせて頂いておりますので、私の想いと将来的ゴールイメージそしてそこに向かうためのプロセスマップをお話させて頂きました。

それからの議論の内容は、生々しい業界の裏側等あって記載できませんが、この貴重な時間の中で私が感じたことをお伝えしたいと思います。

1.パラダイムシフトがおこりつつある(変革の兆し)

2.ハードランディングorソフトランディング?・・・出来上がっている産業の中で、綺麗ごとだけでは成り立たなかったことがあるのはみなさま承知の通り。然し乍、だからといって既設のレールの先が崖っぷちになっていると気づいたとしたら?しかも新たに並行して敷設された新しいレール(但し高低差あり)があって、ポイント切り替えすることで乗り換えれるのしたら?リスクを覚悟で進むか?それとも時間勝負になるが、新しいレールと既設レールの間に高低差を埋めるよう工程を割くか?

3.誰を向いているのか?面従腹背も使い方次第?守るべきは何か?

ペットのDNA検査は、現時点では決して万能ではありません。まだまだ分からないことが多いのです。一番怖いことは、DNA検査を錦の御旗のように振りかざし 確たる裏付け説明もしないまま名だけが先行し、DNA検査そのものを形骸化されることだと私は思っています。少なくともこの一点に関しては、A氏と同じ想いだと確認できました。

私自身はペットの専門化ではありません。だからこそ見えるもの疑問に思う事があります。

”一般の方は専門化ではありません”素人目線であることの大事さ。驚き・悲しみ・憤る!そして喜び笑う!それをエネルギーに変え、今日も進みます!

※素朴な疑問やご意見などお寄せください※