「一度あることは二度ある」、「二度あることは三度ある」という諺の対義語で「三度目の正直」「三度目は正直」がありますが。。。

物事は一度目と二度目は当てにならないけれども、三度目なら確実であるという意味ですね

これは、一度目も二度目も精一杯がむしゃらに取り組んでいることに使われるのではないのかな?と感じています。なんでも三度やれば「確率的に次は大丈夫じゃないかな?」というようなガチャガチャ的な事ではないですよね

さて、4月25日に4都府県に発令された三度目の”緊急事態宣言”!

皆さまはどのように受け止め、または準備をされ、今過ごしておられるのでしょうか?

思い起こせば昨年、初めての経験となる緊急事態宣言”発令を前に 不安しかない状態で情報に耳を・眼を注いでいた首相会見

あれから僅か一年余り。。。

多くの方にとって初めての経験となる移動制限を伴う自粛生活。

今までのビジネスモデルを根本的に見直すことを迫られながら、前を向き明日を切り開こうと必死になっていましたよね!

本日のテレビ報道(日テレ)によると、昨年4月テレワーク実施企業は31.5%4月12日・13日時点では全国平均19.2%だったそうです。この数字をもって、企業努力が足りないという方がいらっしゃるみたいです。驚きです。。。(パーソル総合研究所のサイトに詳細がありましたのでリンクからご覧ください)

デスクワーク系はまだしも、接客を伴う技術提供型事業や 対面が基本のビジネスはテレワーク導入など出来ませんので、母数設定によっては導入率が高く見えたり低く見えたりするのかもしれません

それよりも今朝のニュースにて、「大手レストランチェーン 1年で678店舗減少」(調査対象店舗数8437店、1年間で閉店が678店。率にして7%)の記事です。元々店舗数自体が多かった、、という事もありますが、ここで働いていた方のほとんどは主婦であり、学生であったと思われますので 統計上目に見えずらいダメージは相当なものだと思われます

「三度目の正直」

私見ではありますが、今回の緊急事態宣言はあまりにも性急すぎ準備不足だと言わざるを得ません

とにかく分かりづらい、クラスターが発生したことが無い施設が自粛対象となっていることや 休業補償など事前にインフォされていたとは到底思えません

学校は休校せず!という報道の中で、昨年の給食問題を意識したのか 「基本在宅授業だが、給食は学校で!」などと落語のような小噺が聞こえてくる有様

「一体何がしたいのですか?」

「この一年で何を学び、何を反省し 対策をうったのですか?」

三度目となる緊急事態宣言

宣言発令の日曜日・そして直後の月曜日、「人流が減っていない」と言われていますが ”なぜ減らないのか?”を考えて頂きたいと切に願います!

信の無い国は滅びます、これは歴史が証明しています!

All Things third at thrice.(物事はみな三度目にうまくいく)・・・英語の慣用句です

何もしなければ、何回やっても上手くいかないのは誰しもがわかっていることです

The third time is lucky.(三度目は幸運が訪れる)

神風は、日頃から努力を怠らず、準備をし、己を知り他者を知るものにしか吹かない!

何にせよ、三度目のラッパは吹かれました!苦しいですが、自制心を忘れず、思いやりの心を失わず最後だと思って乗り切るしかありませんね